あなたの仮想通貨は大丈夫?
オンライン上に暗号資産(仮想通貨)がある限り、ハッキングのリスクは常にあります。
暗号資産(仮想通貨)トレードの場合、レバレッジをかけなければ「損」は投資した金額に応じた額にとどまります。
しかし、盗難リスクの「ハッキング」は、トレードの失敗で資産を減らすよりも心理的なダメージが深く、最も恐ろしいことです。
しかも、暗号資産(仮想通貨)は電子データであるため、ハッキングによって大量に奪い取れてしまいます。
この点は、重さや物量があるため、盗める量には限界がある実在の通貨の盗難の場合に比べて、被害総額は莫大な金額になることもあります。
ハッキング対策でリスク回避
ハッキンブから身を守るためにはどうすればいいのでしょうか?
以下にその方策を載せます。
@ 暗号資産(仮想通貨)の預け先を分散させる
さまざまな取引所に暗号資産(仮想通貨)を分散して預けるという方法があります。
例えば
- 取引所A(【例】bitflyer(ビットフライヤー))に3割、
- 取引所B(【例】Zaif(ザイフ))に3割、
- 残りは取引所C(【例】コインチェック
)に、
こうすれば、手持ちの資産が全てGox(取引所から通貨が不正引き出しされること)されるということにはなり得ません。
ウォレットで保存する場合も同様に複数のウォレットに暗号資産(仮想通貨)を分散するべきです。
A 「コールドウォレット」に保管
「コールドウォレット」を自前で用意するのは一番オススメです。
- 「Ledger NanoS」のようなハードウォレット。
- ペーパーウォレット(秘密鍵を書いた紙)。
などで保管しましょう。
欠点としては、取引所に預ける場合と違って手軽に送金や売買することは難しくなってしまうことです。
しかし、安全性の方が重要ですので、手間をかけるのを惜しまないようにしましょう。
「ハッキング」に関してのポイント
- オンラインである限り、ハッキングのリスクは常にある
- ハッキングされるのは管理方法(ウォレットなど)に問題がある場合が多い
- 暗号資産(仮想通貨)はデータである=転送が簡単。なので、被害額は大きくなりやすい
- 取引所やウォレットの安全性を見極めることが必要