ビットコインは、オンラインゲームで使われる仮想通貨程度かと思っていましたら世界的大流行ですね!
日本でも取引所が設立され、大手家電量販店でも「新しい通貨」として実際に使えるようにまでなっています。
この仮想通貨の巨大市場には、恐しいことに詐欺などの裏の動きもあるのです。
その中でも、現状でグレーゾーンなのが、「ビットコイン闇金」です。
ビットコイン闇金の手口は意外なほど単純です。
まず、ヤミ金の出来かたは、詐欺などで資金を集めた「親」が、貸し付ける相手名義の口座を新規で開設するということです。
ビットコインで重要なのは、仮想通貨として使うだけではなくて、株みたい通貨取引があり、この取引で利益が出せることです。
闇金は、「元手がなくてもビットコインを買える」という触れ込みで客を集め貸しますが、
という、このふたつが条件となるらしいのです。
「親」は口座やパスワードなどすべてを管理して、配当のトイチからトサンを取ります。
これまでの闇金と違って借りた人も利息が引かれた配当がもらえるので爆発的に客が増えています。
貸す方も借リる方も損をしないというようにも受取れますが、出資法違反にはならないのでしょうか?
そこがうまい手口でして、
ヤミ金業者によれば、配当を振り込むと現金の貸し付けになるので出資法違反になりダメなので、あくまでも
「友人として取引代行をしている」
ということにしていらしいのです。
しかも、
とのことです。
こうしたビットコイン闇金(ヤミ金)については、グレーゾーンらしく、今のところ目立った立件はありません。
国はマネーロンダリング対策に動き出しているので今後はどうなるのでしょうか?
文章引用;「ナックルズ極ベスト vol.21 (ミリオンムック 44)」 P47 [ビットコイン闇金ボロ儲け」を大幅に書き直しました。